焼津市災害時協力井戸登録

この度、当社が所有する貯水タンクを「焼津市災害時協力井戸」として登録いたしました。

場所: 焼津市西島254-8(福一・西島コールドストレージ敷地内)

大規模災害により長期間の断水が発生した際には、ご利用いただけます。

なお、この水は井水のため殺菌用塩素は含まれておりません。
飲用はお控えいただき、お洗濯やお掃除など 生活用水として ご活用ください。

「静岡県美しく豊かな海保全基金」への寄付

当社は、静岡県が行う海洋環境の保全と水産資源の回復に向けた取組「静岡県美しく豊かな海保全基金」に約26万円寄付し、2025年2月18日に県庁で贈呈式が行われました。

(以下、静岡新聞:2025年2月22日記事抜粋)

当社は昨年10月10日「まぐろの日」に自社が運営するまぐろ専門通販サイト「焼津港 船元直営 福一」をリニューアルし、 同時に、一般消費者のお客様向けに漁業・水産業におけるサステナブルな取組みにご興味を持っていただくために、同サイト内での売上の5%を「静岡県美しく豊かな海保全基金」に寄付するキャンペーンを同日より12月15ま日で実施いたしました。今後も漁業・水産業におけるサステナブルな取組みの認知を広げてまいります。

不要となった漁網(以下「廃漁網」)のリサイクルで得た収益をもとに、子ども食堂に「おむすび」を寄付

2023年8月に廃漁網をリサイクル業者に売却し、そこで得た得た収益をもとに、2023年11月、焼津市内の子ども食堂に「ふく惣菜 おむすび」を寄付いたしました。

《子ども食堂》ももいろ食堂(住所:焼津市道原1091-1)

《おむすび》11/15、16の2日で計100個(まぐろ飯・ソースかつお丸・紅しゃけの3種類)

今後も、これらの活動を通じ、地域に根差した持続可能な企業を目指したいと思います。

※2023年11月22日(水) 静岡新聞にて掲載されました

2023年9月20日 静岡新聞WEB版掲載 廃棄網リサイクル 地元こども食堂に収益寄付

以下、記事全文となります。

廃棄の漁網をリサイクル 焼津の福一漁業 地元こども食堂に収益寄付

2023.9.20

焼津支局 福田雄一

 焼津市の水産会社「福一漁業」が海外巻き網船で使われていた大量の漁網をリサイクル業者に売却し、収益を地元のこども食堂に寄付する取り組みを始めた。廃棄物を再利用するメーカーと巡り合ったことをきっかけに活動が具体化。8月中旬から同社駐車場に置いている10トンほどの廃漁網の仕分け作業が進む。

使われなくなった漁網をリサイクルのために選別する関係者=焼津市中港
使われなくなった漁網をリサイクルのために選別する関係者=焼津市中港
積み上げられている大量の漁網
積み上げられている大量の漁網

 漁網は海外巻き網船で大量の魚を捕獲してすくい上げる際に使用している。素材は6割がポリエステル繊維、4割がナイロンを採用。修繕しても機能しなくなった網は廃棄していた。 廃漁網を受け取るのは都内の素材メーカー。ナイロン製の漁網を原料に複合ナイロン樹脂を生成する実績を持っている同社に、福一漁業が売却を打診した。 仕分け作業では駐車場に積み上がっている漁網をクレーン車で取り出し、社員の手でリサイクルに回すナイロン製を選別していった。ナイロンとポリエステル繊維は見た目ではわかりにくいとされるが、漁船に精通した社員の目で判断していく。ナイロンの特性を漁労事業部の佐藤豪部長は「(見た目が)さっぱりしていて弾力性がある」と解説する。 第1弾として8月末に1トン分の漁網を売却した。得られた収益で、新鮮なマグロを購入し、地元のこども食堂に寄付する。残る漁網は順次、売却に向けた仕分け作業を行っていく。 企画戦略室の藁科元貴課長代理は「魚の町を支える企業として地域に還元していきたい」と狙いを語る。