福一・西島コールドストレージFNC(Fukuichi・Nishijima・Cold storage)は、清らかな大井川湧水の湧き出る温暖な地に地球環境に配慮した食の安全・安心をお届けできる施設として、2015年5月に竣工、翌6月に操業開始しました。
設備の主な特徴としては先進技術を利用した、省エネ型自然冷媒機器パスカルエア(空気冷媒のためフロンガスを発生させず、CO2排出を大幅に削減できる冷却機器)や1時間に1トン以上凍結させるトンネルフリーザー、また交差汚染に考慮し、モノの導線を1方通行とした構造などが挙げられます。
設備以外としましては、品質管理室を設置し、日々検査を行うことで安全管理を徹底。新たな商品を世に送り出すために、研究を行う商品開発室も工場内に設けました。今後はアジアから欧米へ「さかなのまち焼津」のブランドである水産加工品を多くの国々に提供できるよう、準備も進めております。
先進技術を利用した次世代型超低温冷蔵庫
冷凍規模と能力
名称 | 福一・西島コールドストレージ(FNC) |
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所在地 | 静岡県焼津市西島254-8 |
敷地面積 | 16,612.34㎡ |
建築構造 | 鉄筋造合金メッキ鋼板ぶき・陸屋根2階建 |
建築延面積 | 8,169.96㎡ |
冷凍能力
製品庫 | -60度 3,364トン |
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原材料 | -60度 3,038トン |
合計 | 6,402トン |
省エネ型自然冷媒機器「パスカルエア」
ノンフロン型空気圧縮循環方式
空気冷媒のためフロンガスを発生させず、CO2排出を大幅に削減できる地球にやさしい冷却機器です。また館内は交差汚染に配慮して、原魚や製品の導線を一方通行とした構造が特徴です。