「なんばん記念館」は福一漁業株式会社の創立20周年を記念し、昭和62年秋に完成いたしました。 福一漁業株式会社の「福一」のいわれは、明治41年10代市右衛門が日頃信仰している日本の三大虚空蔵尊のひとつ、焼津浜当目の福偉智満虚空蔵菩薩の福偉智を頂戴し、最初に機関をつけて走った鰹船に「福一丸」と命名したのが初めであります。 当館には、先祖から信仰してきた各神社、仏閣の写真から始まり、保存されていた昔の漁具、漁業者の必需品、家庭用品から当社の手掛けてきた各種漁業(鰹一本釣り、鰹鮪兼漁船、鯖船、鮪延縄、いか釣り、底延縄、トロール、海外旋網、近海旋網等)の写真、模型、漁具また各種計器類などを陳列し、時代とともに海に生きてきた男たちの生きざまが蘇ってくるメモアリアルホールであります。 |
古くからの漁師の衣類昭和中期までの舵輪自社船の模型福一丸の大漁旗 | ||||||
「温故知新」、「原点回帰」。 |
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