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2018年4月16日第八十三福一丸 17年度水揚げ優秀船表彰 日刊水産経済新聞に掲載

2018年4月16日

2018年4月16日(月)の日刊水産経済新聞に、第八十三福一丸が焼津魚市場 17年度水揚げ優秀船(海外まき網漁船750トン以上の部 第1位)として表彰された様子が掲載された。
(以下、記事抜粋)
昨年度 一航海3億円超の記録も
 【焼津】2017年度焼津魚市場水揚げ優秀船表彰式が11日、JF焼津漁協来賓室で行われ、海外まき網漁船750トン以上の部で第1位となった福一漁業㈱グループ太神漁業㈱(いずれも近藤一成社長、焼津市)所属の第83福一丸(760トン、石森清春漁労長)を表彰した。
 表彰式には太神漁業の鈴木寛文顧問と石森漁労長(59歳、石巻市)が出席。西川角次郎焼津漁協組合長から船主の太神漁業に表彰状、金一封と大漁旗、漁労長に感謝状と盾が贈られた。
 83福一丸は昨年、焼津魚市場に6322トン、15億4668万円(税抜)を水揚げして大型海まき船の部で水揚げ第1位を獲得。同船は鹿児島・山川港にも水揚げを行い、昨年は全8航海で8547トン、20億7423万円を水揚げした。
 特筆されるのは8月の旧盆明けに、一航海で3億1844万円の同船史上最高水揚金額を打ち立てたこと。ミクロネシア水域を主体に南方漁場でカツオ411トン、キハダ454トンなど991トンを漁獲して45日航海で帰港。カツオをはじめ全般に魚価高だったうえに、単価がより高いキハダの漁獲をまとめ、PS品製造を増やす取り組みをしたことで、初の3億円超えを達成した。
 昨年はカツオ、メバチ、キハダなどが薄漁による供給不足で魚価が高騰し、焼津港に入港した遠洋漁船は水揚金額を増やした。海まき船は魚価高を追い風に、1航海の水揚げが2億円超などの好水揚げ船が続出。
 83福一丸は3億円超えの前の航海で約2億8600万円を水揚げし、「船頭に次は3億円が目標だなと言ったら、本当に水揚げした」(同社)と関係者を驚かせた。名漁労長といわれる石森漁労長が本領をいかんなく発揮した航海となった。