2009年3月 の記事一覧

焼津水産ブランド★★に【まぐろハンバーグ】が認定されました。

2009年3月30日

焼津市内で製造された水産関連商品の中から、優れた商品を認定したのが「焼津市水産ブランド★★」で、弊社商品【まぐろハンバーグ】が認定されました。
img019.jpg

日刊水産経済新聞に掲載 新造船の大型巻網船「第83福一丸」完成

2009年3月29日

-<掲載抜粋>-福一漁業㈱近藤一成社長に聞く カツオマグロ漁業、売買を軸に水産事業展開
福一漁業㈱の近藤一成社長は、大型海巻船の第一船となる第83福一丸の竣工に際し、「水産庁のご理解をいただいて船を大型化する事ができ、今後、いろいろな可能性が出てきた。これまでの規制の中で新しい基準をつくると、現状よりも後退してしまうおそれがあったが、今回の大型化のより(これまでの)課題がクリアされた。今すぐの具体的な事柄こそないが、いろいろな可能性が一気に広がった」として大型化を歓迎する。そして「今の世界人口65億人が、30-40年後には91億人になるといわれており、少なくとも今より4割アップした食料の増産が必要になってくる。食料確保への対応はますますじゅうようになる」とし、大型巻網船のたんじょうは食糧自給率控除に貢献しつつ、国際競争力強化に向けた大きな第一歩であると強調する。
img028.jpg近藤社長は「日本の漁業、漁船は隻数が規制され、トン数を制限されてきたため、付加価値を付けなければ外国船に対抗できないということで、工夫、改善をしながら歩んできた。今回の大型化でも、外国船と比べたら標準型にすぎない。積みトン数が増えて、漁場滞在日数が多くなり、稼動率が高まることで、効率操業になるというかもしれないが、私が求めているのはそういうことではなく、船を大きくすることで、これまで悩んできた付加価値付けへの道が拓かれたことに意味があると思っている」と話す。
新船は魚群探索を行う小型ヘリコプター離着陸できるヘリデッキを装備した。近藤社長は「外国の巻網船は3-4隻でヘリをシェアして操縦を行っている。これには年間、相当額の経費がかかるが、今後試験導入を図っていきたいと考えている」と、ヘリコプターを使った本格操業を視野に入れている。
img022.jpg
海外巻網船はカツオを主体に漁獲し、キハダ類が2-3割ほど混じるこのうちカツオは日本の和風味の原点のダシとなるカツオ節原料向けがメーンで、その派生製品のつゆ、調味料などのほか、生利節や缶詰、さらに、生食(タタキ・刺身など)に向けられる。近藤社長は「カツオ節業者向けに、国産原料のカツオを供給していくことがメーンで海巻船はカツオ節業者とともにある。新船は魚倉が大きくなっている分、詰め過ぎが回避されて、魚の品質がアップしていくと思う。加工原魚向けのB品と生食向けのPS品の生産については、これまでにもB品の方が相場が高くなる逆転現象が生じており、バランスよく生産していきたい。カツオ節メーカーなどユーザーの皆さんには、商品開発を大いに行って需要・消費のすそ野を広げていってもらいたい。その際、われわれにも要望をドシドシ出してもらえればと思っている。われわれもよりよい魚の生産に向けて開発を行って行きたいと考えている」と、漁業生産者と食品メーカーによる二人三脚の取り組みを訴える。
福一漁業は別掲の通り、水産業を軸に、幅広い事業を展開している。近藤社長は「基本はマグロカツオ漁業で、今後、もう一つの事業の柱であるマグロカツオ売買事業を強化していく」とし、水産事業の拡充を示す。
「未完成の魅力」と「いつも今が始まり(フロンティア精神)」を今年から社是にして、各事業所に掲げた。この社是について、近藤社長は「常に何かを求めて行動している時が、いちばん魅力的に思える。常に皆が満足せずに、がんばっていきたいという意味がが込められている。社是、社訓をはっきり出している会社は伸びている」と語る。新船も"未完成の魅力"で、飽くなき改善が貫かれた。

長谷川恒平 ハンガリー・グランプリ 優勝

2009年3月 3日

男子グレコローマンの全日本チームが参加した国際レスリング連盟(FILA)のゴールデンGP大会「ハンガリー・グランプリ」最終日は3月1日、ハンガリー・ゾンバトヘイで3階級が行われ、55kg級の長谷川恒平(福一漁業)が4試合に勝ち、2週間前の「ニコラ・ペトロフ国際大会」(ブルガリア)に続いての金メダルを獲得しました。