2009年2月 の記事一覧

2009年2月2日 日経新聞にて掲載

2009年2月 3日

-掲載記事抜粋-
需要を探り、生み出す工夫を
日本の漁船もいまや船齢二十年以上がざら。四、五年で船を更新した高度成長期のように最先端の技術を備えるのは難しい。省エネ船建造への助成の希望は多いが、大切なのは消費者や買い手のニーズをつかみ、自分の手で利益を生もうという意欲や工夫だ。
~中略~
水産庁の漁船漁業構造プロジェクトでも追随する動きが広がる。
遠洋のカツオまき網とマグロはえ縄双方に乗り出す静岡県焼津市の福一漁業(近藤一成社長)は、他船のマグロも買い付け、全国の小売り店や外食産業に販売。和食レストランや宅配すしまで進出することで需要動向を見定める。
缶詰原料など海外でのカツオ需要の増大をにらんで、従来の二倍、七百六十トン型の大型まき網漁船を補助金なしで建造中だ。
~後略~